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投炭

とうたん
名詞
1
標準
文例 · 用例
一ダイヤの仕事が終って入庫しても、帰営するまでに時間があると私は車庫裏の投炭練習場へ伴い、模型火室で焚火法の練習をさせた。
或る国鉄機関士の述懐 指導物語 青空文庫
私は開始前の不動の姿勢を点検してから、投炭用意、の号令をおごそかにかけ、次の号令といっしょに投炭の速度を見るために片掌のストップ・ウォッチをいれた。
或る国鉄機関士の述懐 指導物語 青空文庫
石炭を掬いながら、火室扉をあける姿勢も、目的の位置を叫んで投炭する態度も、生きたスコップの操作振りも、私には曾てなかったものとして見ることが出来た。
或る国鉄機関士の述懐 指導物語 青空文庫
小気味よい散乱がつづき、投炭場所の誤りこそ一、二回あったようだが、形成される層は私が見ても私より好い。
或る国鉄機関士の述懐 指導物語 青空文庫
然し私は胸と共に両手でかかえるように持ったストップ・ウォッチに見入りながら、所定量の投炭の終るのを待った。
或る国鉄機関士の述懐 指導物語 青空文庫