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歩引き

ぶびき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
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文例 · 用例
」 宮田は二三歩引きさがった。
菊池寛 第二の接吻 青空文庫
金六は家の方へ二三歩引き返した。
横光利一 悲しめる顔 青空文庫
僕等が、実際の思想よりも数歩引き下がれば、ちょうどこの要求にもっともよく応ずるものになる。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
「死んだ者の怨みの声」を聞き「眼に見えぬ執念の手」に触れられるこの世の外の世界へ、一歩一歩引き込んで行く。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
星野は数歩引き返して、彼を呼んだ。
豊島与志雄 秦の憂愁 青空文庫
浪子は二三歩引き下がりて、余儀なく顔をあげたりしが、例の黒水晶の目にひたとみつめられて、わき向きたり。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
思い掛けない事なので、呆れて目を※いて、丁度電にでも撃たれたように、両腕を物を防ぐような形に高く上げて一歩引き下がった。
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 青空文庫
歩引き返して見たが、あんまりだと気を取り直して、のそのそ長屋へ這入った。
夏目漱石 坑夫 青空文庫