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目の正月

めのしょうがつ
表現名詞
1
標準
feast for one's eyes
文例 · 用例
なぜなら、この店は場所柄先斗町あたりの芸者の常連が多く、それを見ていることが、彼にとっては目の正月であり、顔見知りの芸者を相手にいやがらせを言っておれば、お茶屋散財しているような気がするからである。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
横井を殺してから九日目の正月十四日に、四郎左衛門が当時官吏になつてゐた信州の知人近藤十兵衛の所に往つて、官辺での取沙汰を尋ねてゐると、そこへ警吏が踏み込んで、主人と客とを拘引した。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
湯呑茶碗をのせた盆をとつて、顔をうつしてのきまりなど、思ひ出しても、「目の正月」をさせてくれたことに感謝せずに居られない。
折口信夫 夏芝居 青空文庫
とに角よい目の正月をした。
折口信夫 封印切漫評 青空文庫
母が死んでから六年目の正月におやぢも卒中で亡くなつた。
夏目金之助 坊っちやん 青空文庫
母が死んでから六年目の正月におやじも卒中で亡くなった。
夏目漱石 坊っちゃん 青空文庫
明治初年まで、年が悪くて、稲虫がついたとか、悪疫が流行したとかすると、盆に、二度目の正月をしてゐる。
折口信夫 古代人の思考の基礎 青空文庫
しかし、私は二十三度目の正月を迎へた。
北條民雄 井の中の正月の感想 青空文庫
作例 · 標準
世界中の名画が集まるこの特別展を貸し切りで鑑賞できるなんて、最高の目の正月だ。
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憧れのモデルたちが一堂に会するファッションショーを最前列で見られて、目の正月を味わった。
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満開の桜並木が延々と続く公園を散歩しながら、一年に一度の目の正月を心ゆくまで楽しむ。
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