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聞集

ぶんしゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
ところが荼吉尼法は著聞集に、知定院殿が大権坊という奇験の僧によりて修したところ、夢中に狐の生尾を得たり、なんどとある通り、古くから行われていたし、稲荷と荼吉尼は狐によって混雑してしまっていた。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
『新著聞集』十四篇には、京の富人溝へ飯を捨つるまでも乞食に施さざりし者、死後蛇となって池に住み、蓑着たように蛭に取り付かれ苦しみし話を載す。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
『逸著聞集』など多くは土器と書いたが、その義も解らず。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
遥か後に藤原広嗣が宰府で一声に七度嘶くを聞き尋ね、高直で買い取った馬は初め四の杭に登り立ち、数日後には四足を縮めて一の杭に立ち、よく主人を乗せ走りて毎日午前は筑紫午後は都で勤務せしめ、時の間に千五百里通うたという(『松浦廟宮本縁起』と『古今著聞集』第三十)。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
日本にも、櫛笥殿北山大原の領地で銃もて大牝猴を覘うに、猴腹を示し合掌せしにかかわらず打ち殺し、その祟りで煩い死んだと伝う(『新著聞集』報仇篇)。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
『新著聞集』酬恩篇に、相馬家中の富田作兵衛二階に仮寝した夢に、美女来って只今我殺さるるを助けたまわば、末々御守りとも成らんという。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
『古今著聞集』承安二年五月二日東山仙洞で鶏合せされし記事に、無名丸、千与丸などいう鶏の名あり、その頃は美童や、牛、鷹同様、主として丸字を附けたらしい。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
『慶長見聞集』の発端に見えしは、今三浦の山里に年よりへたる知人あり、当年の春江戸見物とて来りぬ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫