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軽小

けいしょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
自分が見て軽小に見える事柄の内に、他人が見た時に、同じくらい重大なものが含まれているかもしれないということを忘れてはならない。
寺田寅彦 鑢屑 青空文庫
酒井家からは目附、下目附、足軽小頭に足軽を添えて、乗物に乗った二人と徒歩の文吉とを警固した。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
それじゃて」いちばん年輩の足軽小頭が、小助の問を受けて答えた。
菊池寛 乱世 青空文庫
」 足軽小頭は、小助を窘めるようにいった。
菊池寛 乱世 青空文庫
渚から七八間離れた所に仕合の場をしつらえて、足軽小者を小半町も四方へ出して見物人を警めている。
直木三十五 巌流島 青空文庫
況んやこの男をオトリにして、あとから与力同心だの、足軽小者だのいう者が覘い寄るというような形勢は更にありませんでした。
如法闇夜の巻 大菩薩峠 青空文庫
海賊同様の密猟船でありながら、軽小とはいえ螺旋式の蒸気機関を持っているところ、それらと思い合わせると、単に密猟の船ではなく、相当の要路の旨をうけて、日本の近海へ様子を見に来た船と見ないわけにはゆきません。
Ocean の巻 大菩薩峠 青空文庫
そこで、がんりきの百は、代用品拝借の湯呑を取って、それに紙を敷き、最初の形式で置壺に構え、これも最初の形で左の掌で軽小に一振り、眼にも留まらぬ天地振分け、賽はカラリと壺に落ちたか落ちないか、その瞬間、左の手は早くも壺の縁に飛んで、壺は天地返し――カッパと盆の上へ伏せられたものです。
椰子林の巻 大菩薩峠 青空文庫