髪賊
かみぞく
名詞
標準
文例 · 用例
丁度かの長髪賊の洪秀全がほろびた頃ですね。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
旅びとは何者だか判りませんが、おそらく長髪賊の余類だろうということです。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
長髪賊の乱の時初めて備えられた大砲が、扶壁に残ってはいるけれど、ほとんど使用に堪えないまでに青黒く砲身が錆びている。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
有名な長髪賊の中にも三合会の会員は多数加わって居りまして一大勢力となっていた筈です。
— 国枝史郎 『雑草一束』 青空文庫
三合会の会員全部が是に加わる筈になっていたそうですが、長髪賊の洪秀全の持っている教理と三合会の教理とが相反していたため其事が行われなかったそうです。
— 国枝史郎 『雑草一束』 青空文庫
もし三合会会員全部が加わっていたら長髪賊の勢力はもっと大きくなっていたことと思われます。
— 国枝史郎 『雑草一束』 青空文庫
と云うのは長髪賊を平げた湘勇の子弟が、戦終わるや衣食に窮して、各自団隊を作りましたが、これが哥老会に合したため盛んになったというのです。
— 国枝史郎 『雑草一束』 青空文庫
長髪賊の中には三合会員があり、それを亡ぼした連中が似たような秘密結社の哥老会に入会したという訳です。
— 国枝史郎 『雑草一束』 青空文庫