脹満
ちょうまん
名詞
標準
tympanites
文例 · 用例
最初誰かに脹満だと云われたので、水を取って貰うには、外科のお医者が好かろうと思って、誰かの処へ行くと、どうも堅いから癌かも知れないと云って、針を刺してくれなかったと云うのです」「それじゃあ腹水か、腹腔の腫瘍かという問題なのだね。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
母は卵巣膿腫、すなわち俗にいう脹満で死んだのだ。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
伯父「ハテナ、何うしたのだろう、若は脹満か知ら」 世間を知らぬ老人は是だからいけませぬ。
— 三遊亭圓朝 『根岸お行の松 因果塚の由来』 青空文庫
今でいうと何の病気だか知らないが「御腹ノ脹満囲三三尺八寸五分ナリ。
— 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
一軒の家は肥った主人で、その名をおくらといったが脹満で、しまいには動けなくなった。
— 小川未明 『凍える女』 青空文庫
彼女は自分のお腹が大きくなったので診察を受けに来たのですが、診察してみるとそれは妊娠ではなく、明らかに肝臓硬変症、すなわち俗に言う“ちょうまん”で、お腹の大きいのは腹水のためであり、黄疸は目につきませんでしたが、腹壁には“メデューサの首”の症候がはっきり現れておりました。
— 小酒井不木 『メデューサの首』 青空文庫
作例 · 標準
食べ過ぎたせいか、お腹の脹満感がひどい。
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医師は患者の腹部の脹満を診察し、適切な処置を施した。
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ガスが溜まって、胃の脹満が苦しい。
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