肉鍋
にくなべ
名詞
標準
meat-based hot pot
文例 · 用例
海岸のひらたい岩の上で、肉鍋をこさへ、葡萄酒をのんだ。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
肉鍋の傍に大あぐらをかいて、「奴隷の平和」をほくほく享楽しているのも、まんざら悪くない気持で、貧乏人の私には、わかり過ぎる程わかっているのですが、でもモーゼの義心と焦慮を思うと、なまけものの私でも重い尻を上げざるを得なくなります。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
二人は物好きに買つて見た馬肉鍋を突ツつき合ひながら、晩酌をやつてゐた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
』 お台所に、駈けつけてみると果たして肉鍋は、火の上で割れてゐました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
伊庭も肉鍋に手を出した。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
けれど私はなにもいわずに、その夜は自分の本を売って金を作り、ふたりで酒をのみ、肉鍋をつついて、楽しく遊んだ。
— 田中英光 『野狐』 青空文庫
鶏卵と牛肉鍋くらいが家庭での最上等の御馳走だった僕は、市内の種々の料理屋のことを、粗末な餉台に向いながら空想したものだ。
— 豊島与志雄 『慾』 青空文庫
肉鍋への野菜としては、葱と共に芹がありました。
— ――近代説話―― 『崖下の池』 青空文庫
作例 · 標準
北海道の冬の味覚、熱々の肉鍋(にく鍋)をつついた。
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標準
pan or pot for cooking meat
作例 · 標準
家庭で手軽に作れる、野菜たっぷりの肉鍋レシピを試してみた。
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