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絵草紙屋

えぞうしや
名詞
1
標準
ezōshi shop
文例 · 用例
そのころは既に広重の出世作、『東海道五十三次』(保永堂板)は完成され、葛飾北斎の『富嶽三十六景』が、絵草紙屋の店頭に人目を驚かしていたのであるが、その地図にある定火消屋敷で、広重が生れ、西の丸のお膝下で、名城と名山の感化を受けていたのだと思うと、晩年に富士三十六景の集作があったのも、偶然でない。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
ひょろひょろの小僧は、叩きつけられたように、向う側の絵草紙屋の軒前へ駆込んだんです。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
と思うと、袖を斜めに、ちょっと隠れた状に、一帆の方へ蛇目傘ながら細りした背を見せて、そこの絵草紙屋の店を覗めた。
泉鏡花 妖術 青空文庫
酸漿屋の店から灯が点れて、絵草紙屋、小間物|店の、夜の錦に、紅を織り込む賑となった。
泉鏡花 菎蒻本 青空文庫
「じゃあお前は先からの知己か、紋床に居て近所だから絵草紙屋と懇意になったというんじゃあないのかね。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
二度目が日本橋の人形町で、柳屋といってね、……」十二「もうその時分は、大旦那がお亡くなんなすったあとで、御新姐さんと今のお嬢さんとお二人、小体に絵草紙屋をしておいでなすった。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
」「すると姓は何とおっしゃるんで、柳屋は、何でしょう絵草紙屋をなすった時の屋号でしょう。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
女世帯の絵草紙屋を棄てて、華族の女を媽にしたというので、酷くこの深川ッ児に軽蔑されるよ。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
作例 · 標準
この町には、昔ながらの絵草紙屋さんがいくつか残っている。
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父は子供の頃、よく絵草紙屋に立ち寄ってお小遣いを使い果たしたらしい。
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「こんなにたくさん絵草紙があるなんて、宝の山だ!」と客は目を輝かせた。
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絵草紙屋の店先には、新作の絵草紙がずらりと並んでいた。
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