酒保
しゅほ
名詞
標準
canteen
文例 · 用例
南京へ着いて酒保が一日開かれたので、早速一本二十銭のヨーカン五本買ってペロリと平らげて、まだ食いたい気がします。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
」 右を見ると、よく酒保の酒をおごって呉れた上等兵が毛布の下に脚を立て、歯を喰いしばりじっと天井を見つめていた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
六 松木は、酒保から、餡パン、砂糖、パインアップル、煙草などを買って来た。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
重い脚を引きずって、銃や背嚢を持って終日歩き、ついに、兵站部の酒保の二階――たしかそうだったと思っている――で脚気衝心で死ぬ。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
或晩酒保から源氏豆を一袋買つて來ておいて消燈後に二三人で噛つた。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
僕は今までそんなに心掛けて居られたかと思ふと喫驚もするし氣の毒でもありどうといつてうまい挨拶も出來兼ねるので「一家の事情が當時許しませんものでしたから……いやどうもこんな所で何も差上げるものも御座いませんがどうか」 といつて酒保へ連れて行つた。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
その洋館の入り口には、酒保が今朝から店を開いているからすぐわかる。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
酒保に行って隠れてよく酒を飲んだ。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
作例 · 標準
兵士たちは束の間の休息を利用して、酒保で日用品や菓子を買い込んだ。
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「酒保に行けば、少しはマシな煙草が手に入るかもしれないぞ」
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演習地の酒保は、訓練を終えた隊員たちの憩いの場になっていた。
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ウィキペディア
酒保(しゅほ)とは、軍隊の駐屯地(兵営)・施設・艦船内等に設けられ、主に軍人軍属たる下士官兵や同相当官を対象に主に日用品・嗜好品を安価で提供していた売店。本項では主に日本における酒保について詳述する。自衛隊においては、米軍の慣例からPXという名称が使われる場合がある。
出典: 酒保 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0