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竿尻

さおじり
名詞
1
標準
文例 · 用例
竿尻より上の一尺ばかりのところを持つと、竿は水の上に全身を凛とあらわして、あたかも名刀の鞘を払ったように美しい姿を見せた。
幸田露伴 幻談 青空文庫
小指でしっかり竿尻を掴んで、丁度それも布袋竹の節の処を握っているからなかなか取れません。
幸田露伴 幻談 青空文庫
延べ竹で、穂先を鮎のゴロ引き竿の穂先ほど太くし、竿尻は鋭くしておく。
佐藤垢石 那珂川の鱸釣り 青空文庫
兎に角竿尻を握って腕を突き出して一日釣るのであるから三十匁以内の軽いものでないと疲れて鈎合せがきかなくなる。
佐藤垢石 青鱚脚立釣 青空文庫
竿尻に手をかけて静かにきいてみる(そろそろ竿をあげること)と、ズシンと手ごたえ。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
仕かけは舟の上で竿につけるのですか」「道糸のオモリ上だけ竿につけて、ほかの人のとからまないように仕かけ巻きのナイロンかビニロンで竿尻に巻いて、竿立てに立てておく。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
このとき竿先が強かったり、力を入れて竿尻を持っているとはなしてしまう。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
二間、二間半、中には三間竿などという長竿で、道糸は九尺というのだから、そのままあげると魚が竿尻より三尺も四尺も上についてくる。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫