三月の節句
さんがつのせっく
表現名詞
標準
Girls' Festival (March 3)
文例 · 用例
五月の節句に鯉が捕れたのなら目出たいが、三月の節句ではどうにもならない。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
‥‥まだ父が健在の時だ、大野のもとの細君が今ひとり別な晝家の細君を連れて、三月の節句に、宵から、白酒を飮みに來た。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
三月の節句には白酒をのませる。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
(違ひ棚を指す)やがて三月の節句が來るので、子供のない家でも雛を飾つた。
— 岡本綺堂 『近松半二の死』 青空文庫
町内の番太郎は川越の者で、弟は次郎兵衛というのですかえ」「実はその次郎兵衛が江戸へ奉公したいと云って、川越から三月の節句に出て来ましたそうで……。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
三月の節句前のことで、船は港々へ寄つて、榮螺を詰めた俵を積んだ。
— 島崎藤村 『伊豆の旅』 青空文庫
三月の節句に草餅を舂きまするに、蓬が多くありまして、摘みましたものでござりますが、只今では、鉱毒地には蓬が少なき故、利根川堤や山の手へ行つて摘んで参ります。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
市ヶ谷|饅頭谷の貧しい町を通ると、三月の節句に近いころで、幾軒となく立ちつづく古道具屋の店先には、雛人形が並べてあったのを、お房が見てわたくしの袂を引いた。
— 永井荷風 『西瓜』 青空文庫
作例 · 標準
三月の節句は、女の子の健やかな成長を願うひな祭りだ。
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我が家では毎年、三月の節句には豪華なひな人形を飾る。
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三月の節句に食べるひし餅は、彩り豊かで美しい。
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