生剥
なまはげ異読 ナマハゲ
名詞
標準
namahage
文例 · 用例
陽に晒した毛のまばらな生剥ぎの皮を見るような寂しく焦々しい感じを起させます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
王命じて車を御せしめ王宮に還り御者の罪を議するに、まず手足を截ちて後殺すべしの、その皮を生剥ぎにすべしの、火で炙った矢で射るべしのと諸大臣が申す。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
また猟師に聞くと、猿を手捕にすると、よく皮を生剥にする。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
正史上の説明は、之を上古史の研究者に譲り、純然たる神話的伝承に従って、之を述べんに、素盞嗚尊の暴行は、日本古史神話中の大事件にして、その罪過は所謂八個の「天つ罪」、即ち畔放、溝埋、樋放、頻蒔、串刺、生剥、逆剥、屎戸の八個にして、大祓の祝詞に特筆する所なり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
ここに驚き懼みて、殯の宮四にませまつりて、更に國の大幣を取りて五、生剥、逆剥、阿離、溝埋、屎戸、上通下通婚、馬婚、牛婚、鷄婚、犬婚の罪の類を種種求六ぎて、國の大|祓七して、また建内の宿禰|沙庭に居て、神の命を請ひまつりき。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
生剥逆剥は、馬の皮をむく罪。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
そこで驚き恐懼して御大葬の宮殿にお遷し申し上げて、更にその國内から幣帛を取つて、生剥・逆剥・畦離ち・溝埋め・屎戸・不倫の結婚の罪の類を求めて大祓してこれを清め、またタケシウチの宿禰が祭の庭にいて神の仰せを願いました。
— 現代語譯 古事記 『古事記』 青空文庫
なもみはげたか・なまはげ・がんぼう・もうこなど言ふ名で、通有點は簑を著て、恐しい面を被つて、名稱に負うた通りの唱へ言、或は、唸り聲を發して家々に踊りこんで、農村生活に於ける不徳を懲す形をして行くのである。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、生剥が来るのが怖くて、早く寝てしまった。
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大晦日に生剥の風習がある地域があるらしい。
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地域によっては、生剥の面をつけて家々を回る伝統がある。
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ウィキペディア
生剥(いきはぎ)は神道における罪の観念で、『延喜式』巻八「祝詞」に収録される大祓詞に登場する天つ罪のひとつである。
出典: 生剥 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0