潤す
うるおす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞頻度ランク #39664 · 青空 130 例
標準
to moisten
文例 · 用例
長さ四五町幅三町ほど、極めて平滑な川床の岩の上を、初め二三町が間、辛うじて足の甲を潤す深さで一帶に流れて來た水が或る場所に及んで次第に一箇所の岩の窪みに淺い瀬を立てゝ集り落つる。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
長さ四五町幅三町ほど、極めて平滑な川床の岩の上を、初め二三町が間、辛うじて足の甲を潤す深さで一帯に流れて来た水が或る場所に及んで次第に一個所の岩の窪みに浅い瀬を立てて集り落つる。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
」と、慰めるやうな囁きがやがて聞える頃、私はあの人の膝につっぷして、かさ/\に乾いた胸を潤すやうな、涙の快さに浸つて居る。
— 水野仙子 『脱殼』 青空文庫
「人性の創造的行動のうちに深く滲潤することによって生活のリズムを把握しようとする」作家としてフェルナンデスの作品が、日本における行動主義の人々によって続々翻訳出版されるに至ったのである。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
漱石は日本の伝統である官尊民卑が文学の領域にまで浸潤することを快く思わなかったのであろう。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
郷土的な物産にしろ、それならばそれぞれの地方で一般の人たちがそういう製作品の味いで日常生活を特色づけ豊かにしているかと云えば、今日ではその地方を潤す色彩としてよりも、寧ろ郷土物産として都会へ売り出される目的でつくられる方が多いだろう。
— 宮本百合子 『生活のなかにある美について』 青空文庫
先端を揃えたものの芽も一斉に揺れ騒いで、一日一日と空は明るく、降る雨もみずみずしい温みで肌を潤すようになった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
其の民心に浸潤するの結果は、人を誤って法の罪人たらしむるに至る可し。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to profit
作例 · 標準
例句