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上菓子

じょうがし
名詞
1
標準
quality cakes
文例 · 用例
「どうせ――は情けねえ、見て下さいよ、梅寿堂の上菓子が一と折、灘の生一本が五升」「上菓子は解っているが、病気見舞に酒を持って来る奴もねえものだ」「こいつを卵酒にして飲むと、大概の風邪は一ぺんにケシ飛びますよ。
不死の霊薬 銭形平次捕物控 青空文庫
上菓子一と折に、剣菱が五升――少し奢りが過ぎるようだぜ。
不死の霊薬 銭形平次捕物控 青空文庫
それも私は知らなかったが、私の住んで居る家の娘子は長くそこに住むに随って茶などをくれたり、あるいはその村で最も上菓子と珍重せるところの蕎麦パンを拵えて折々私にくれるです。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
抹茶の菓子にも、あれこれほとほと上菓子には飽きてきて、近ごろはまま子供の頃によく食べた“蜜パン”なるもので一服やったりしている。
吉川英治 舌のすさび 青空文庫
しかもわしの家で製る上菓子などは、おまえの口にするものじゃない」「な、な、なんだと。
吉川英治 梅里先生行状記 青空文庫
……白まんじゅうめ、もう一ぺんいってみな」「金はあるぞ、上菓子をくれ。
吉川英治 梅里先生行状記 青空文庫
おれも意地だ、何倍にでも買ってやるからこの店で一番の上菓子をつつめ」「千人の商人のうちには、ひとりぐらいはそんなのもあるだろうが、人間の本性は、そんな呆っ気ないものじゃない。
吉川英治 梅里先生行状記 青空文庫
人なみに上菓子が喰べたければ、人なみに働くがいい。
吉川英治 梅里先生行状記 青空文庫
作例 · 標準
茶道の家元を訪ねるにあたり、老舗の和菓子店で最高級の上菓子を買い求めた。
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季節の情景を鮮やかに表現した上菓子は、食べるのがもったいないほど美しい。
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お祝いの席で出された上菓子の繊細な甘みが、抹茶の苦味をより一層引き立てる。
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