仏名
ぶつみょう
名詞
標準
Buddha's name
文例 · 用例
会員資格のマークは仏名であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
途中すがらもその若い人たちを的に仏名を唱えましょう。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
爺いさんは据わって、口の中に仏名を唱えている。
— 森鴎外 『蛇』 青空文庫
すなわちここに兎と書くのは英語でヘヤー、独名ハーセ、ラテン名レプス、スペイン名リエプレ、仏名リエヴル等が出た、アラブ名アルネプ、トルコ名タウシャン、梵名|舎々迦、独人モレンドルフ説に北京辺で山兎、野兎また野猫児と呼ぶとあった。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
フィリップ氏曰く、竜の英仏名ドラゴンは、ギリシアにドラコン、ラテンのドラコより出で、ギリシアのドラコマイ(視る)に因んで、竜眼の鋭きに取るごとしと。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
仏名の僧を迎える行事も今年きりのことであるとお思いになると、僧の錫杖の音も身に沁んでお聞かれになった。
— まぼろし 『源氏物語』 青空文庫
帰ろうとする導師を院は御前へお呼びになって、杯を賜わったりすることなども普通の仏名式の日以上の手厚いおねぎらいであった。
— まぼろし 『源氏物語』 青空文庫
」 姫君は男に抱かれた儘、細ぼそと仏名を唱へ出した。
— 芥川龍之介 『六の宮の姫君』 青空文庫
作例 · 標準
僧侶は静かに目を閉じ、低い声で何度も同じ仏名を唱え続けていた。
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過去の罪を懺悔するために、ひたすら仏名を呼びながら本堂を何周も歩き回る修行がある。
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そのお守りには、厄除けの力があるという仏名が細かくびっしりと書き込まれていた。
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標準
annual ceremony of reciting the names of the Buddhas
作例 · 標準
年末が近づくと、宮中では一年の罪や穢れを祓うための仏名が厳粛に営まれるそうだ。
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古典文学を読んでいると、貴族たちが仏名に参列して涙を流して懺悔する場面がよく出てくる。
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師走の冷え込む夜、近所の寺で開かれた仏名に参加して、心静かに今年一年を振り返った。
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