来川
きたがわ
名詞
標準
文例 · 用例
画面も小さく構図も平凡で絵としてはごくつまらない習作であるが、元来川口亜太郎は、その属している画会のひどく急進的なのに反して、亜太郎自身の画風はどちらかと云うと穏健で、写実派の白亭の門人だけに堅実な写実的画風を以てむしろ特異な新人として認められていた。
— 大阪圭吉 『闖入者』 青空文庫
」「鳳来川を渡られたら、このお城下は一揉みだ!
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
二里の道程を歩み尽し、鳳来川の岸へ出た。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
鳳来川の岸まで来た。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
と、この時銃声が、丘の背後鳳来川の方から、豆を炒るように聞こえて来た。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
三浦朱門「斧と馬丁」、安岡章太郎「宿題」、武田繁太郎「朝来川」、庄野誠一「この世のある限り」、小山清「小さな町」、それに候補作の二ツ。
— 坂口安吾 『選後感〔第二十七回芥川賞選後評〕』 青空文庫
豊前中津の城主|奥平大膳太夫|昌服の家来川田良兵衛、諱某の二女。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
七月二十日(金曜) 昨夜来川口の態度に不満を感ずること極端となり、到底之以上長いつきあひは出来ない、とつく/″\思ふ。
— 昭和九年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫