鏡に映る
かがみにうつる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to be reflected in a mirror
文例 · 用例
それともまたこのようなものを作りあげるに必要な秩序や理法が人間の方に備わっているので、われわれはただ自己の内にある理法の鏡に映る限りにおいて自己以外と称するものを認めるのであろうか。
— 寺田寅彦 『言語と道具』 青空文庫
勿躰なき罪は我が心よりなれど、桜町の殿といふ面かげなくば、胸の鏡に映るものもあらじ。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
宛然凉しい水銀の鏡に映る剃刀の閃めきである。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
その鏡に映るものは真実である。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
公園から吹き来る風に音もなく扉が明滅するのであるがそのたびに、波高い鏡に映る危険な寝床に橋がかかっていた。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
)媛神 それは幻、あなたの鏡に映るばかり、手に触るのではありません。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
第十五回 電光艇鼕々たる浪の音――投鎗に似た形――三尖衝角――新式魚形水雷――明鏡に映る海上海底の光景――空氣製造器――鐵舟先生の詩 武村兵曹は腰なる大鍵を索つて、鐵門の扉と開いた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
」 彼女は鏡に映る銀子の顔をちらと覗きながら、そっと訊くのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
「まったく、なんて格好なんだ!」鏡に映る乱れた髪を見て、彼は苦笑いした。
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