面倒臭い
めんどうくさい
形容詞
標準
文例 · 用例
それで僕も面倒臭いから、たいていの場合は、何でも先方の言ふ通りに任せてしまふ。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
「あゝ何と面倒臭いことなんだ!
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
チーフメートは、限りなき嫌悪の情を含みながら、ボーイ長をめちゃくちゃに、イヒチオールで塗りまくることを、(面倒臭いあまりに、そうするのではない)というふうにセーラーたちに見せたかった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
それは何か官庁の手続きででもあるように、非常に面倒臭いことのように思われるのであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
面倒臭い、と顱巻しめた頭を掉って云うたれば、どこまで行く、と聞かしっけえ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
そんならそれでいいではないかポイントマンだのタブレットだの面倒臭いことやめてしまえと斯う云うことになりますがどなたもご異議はありませんか。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
当ててご覧なさい」 柚木はこんな小娘に嬲られる甘さが自分に見透かされたのかと、心外に思いながら「当てるの面倒臭い。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
「色恋だなんて、あんな面倒臭いもの、どうして世間であんなに騒ぐんだろう」 母は始終こう言っていました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫