経営難
けいえいなん
名詞
標準
financial difficulties (for an organization or business)
文例 · 用例
九州福岡の民政系新聞、九州日報社が政友会万能時代で経営難に陥っていた或る夏の最中の話……玄洋社張りの酒豪や仙骨がズラリと揃っている同社の編集部員一同、月給がキチンキチンと貰えないので酒が飲めない。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
のみならず、いかに門前の俥夫だったとはいえ、殆んど無学文盲の丹造の独力では、記事の体裁も成りがたくて、広告もとれず、たちまち経営難に陥った。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
が、二代目にはそろそろ経営難がやって来た。
— 大阪圭吉 『三狂人』 青空文庫
婦人民主新聞が経営難から身売りしなければ立ゆかないという事情におかれた。
— ――婦人民主クラブの生い立ちと櫛田ふきさん―― 『その人の四年間』 青空文庫
このあたりを勘六といふ、面白い地名である、そして安宿の多いのには驚ろいた、三年ぶりに歩いてみる、料理屋などの経営難から、木賃宿の看板をぶらさげてゐるのが多い、不景気、不景気、安宿にも客が少いのである、安宿がかたまつたゐるのは、九州では、博多の出来町、久留米の六軒屋、そしてこの勘六だらう。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
そして深刻な経営難に脅かされながらも、関係者の努力は、一歩一歩、この新しい舞台芸術の萠芽を育てていった。
— 小林一三 『宝塚生い立ちの記』 青空文庫
放二と記代子もせつ子の社で働くことに話がきまったが、ちょうど放二たちの社は経営難で、売れない雑誌を廃刊し、事業を縮小する必要にせまられていたから、この方は面倒がない。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
その後あすこも経営難で一時は閉鎖しちやつたりした事があるがね、あれつきりになつたら、美緒なんか、こんな病気にまでなる位に骨を折つて創立した所だしね、あきらめがつかないんで、とてもヤキモキしてゐたんだ。
— 三好十郎 『浮標』 青空文庫
作例 · 標準
長引く不況で、多くの零細企業が経営難に陥っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
経営難を乗り越えるため、大胆な事業再編を決断した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの老舗旅館も、ついに経営難で廃業するらしいよ。
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