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病癖

びょうへき
名詞
1
標準
bad habit
文例 · 用例
かうして私と彼とは、互にその欠陥せる病癖を悲しみ、互にその夢想せるしかも正反対の性情の美しさを交換した。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
彼の神経は、近代文明の病癖を受けて針のやうに過敏であり、その感覚は驚くべく洗練された者であるにも関らず、彼の精神は全く子供のやうな単純さと、野蛮人のやうな生生した原始的の驚きに充たされて居る。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
私の醜い病癖や、不愉快な神經質的の惱鬱や、厭人思想や、虚僞や、下劣な高慢や、謙遜を裝うた卑屈や、賤劣極まる利己的思想や、混亂紛雜した理智の爭鬪や、畸形な、しかも醜惡を極めた性慾の祕密や、及びそれらのものの生む内面的罪惡や、凡そ私を苦しめ、私を苛責し、私を陰鬱にするところの一切のものが懺悔された。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
(かういふ醜惡な病癖や、異端的の思想が長い長い間、私を苦しめた事は眞に言語に絶して居る。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
散る氣の習を癒すばかりでは無い、すべて氣の病癖を癒さんとする時は、たとへば偏氣の習を改めんとするのでも、弛む氣の習、逸る氣の習、萎む氣の習等を癒さんとする等の時にも、年の老若に依らず、若し氣を過泄する癖があつたらば、先づ其を改めねばならぬ。
幸田露伴 努力論 青空文庫
人間は身体を責めて働かなあかんという他吉の訓えを忘れたわけではなかったが、どれだけ口を酸っぱく薦めても、いまだに隠居しようとせず、よちよち俥をひいて走っている他吉を見ると、それもなにか意固地な病癖みたいに思えて、自分はやはり呑気な商売をと、次郎は考えだしていたのだった。
織田作之助 わが町 青空文庫
ウ※ルターは、ふと、数年前までの彼の、狂人じみた病癖をおもひ出しました。
鈴木三重吉 勇士ウ※ルター(実話) 青空文庫
人間はからだを責めて働かな嘘やという他吉の訓えを忘れたわけではないが、いまだに隠居しようとせず、よちよち俥をひいて走っている他吉を見ると、それもなにか意固地な病癖みたいに思えて、自分はやはりなにか外の呑気な商売をと考えていたのだった。
織田作之助 わが町 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に爪を噛むという病癖がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ついつい夜更かしをしてしまうのが私の病癖だ。
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その病癖を直そうと、彼女は努力を重ねている。
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