言うなり
いうなり
名詞
標準
doing as one is told
文例 · 用例
それからは何もかも他の言うなりになって、霜月|半に祝儀をしたけれど、民子の心持がほんとうの承知でないから、向うでもいくらかいや気になり、民子は身持になったが、六月でおりてしまった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
「ちょっと、コップでは面倒臭いですから、そのジョッキで……」 と言うなり七合入のジョッキで立て続けに息も吐かせない。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
堪忍して頂戴」 と言うなりに空気銃を投げ出して逃げて行きました。
— 夢野久作 『ドン』 青空文庫
いつかおおぜいで先生を引っぱって浅草へ行ってルナパークのメリーゴーラウンドに乗せたこともあったが、いかにも迷惑そうではあったが若い者の言うなりになって木馬にのっかってぐるぐる回っていた。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
まるで天才が子供の言うなりになって、この珍しい寺院の装飾をしたのではないかと思われます。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
さもないと、その子は、二度と、ちゃんとした人間にはなれないし、いつまでも雪の女王の言うなりに、なっていなければならないんだよ!
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
おまえさんと踊ったら、さぞかしすてきでしょうよ」 ソフィーは、こう言うなり、くるりと背中を向けてしまいました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『イーダちゃんのお花』 青空文庫
こんちくしょう、早く言え」 と言うなり坊さんを押えつけて鉈をふり上げました。
— 夢野久作 『ツクツク法師』 青空文庫
作例 · 標準
「いつまでも親の言うなりになっていないで、自分の進路は自分で決めなさい。」
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多額の資金援助を受けている手前、スポンサーの言うなりにならざるを得ないのが現状だ。
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「あいつは常に上司の言うなりだから、彼に改善案を相談しても無駄だよ。」
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彼はまるで糸で操られる人形のように、相手の言うなりに動かされていた。
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