吹奏者
すいそうしゃ
名詞
標準
player of a wind instrument
文例 · 用例
深い泉水の底に眺める鯉のやうに淡く、吹奏者の姿は忽ち闇の彼方に吸はれて行つた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
と鳴つて、軍歌を節付け、唱歌を習つて来る音を耳にして、凡そその吹奏者を憎む人は皆無であらう。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
二三軒先の合宿から折々聞えるところの、前記の「海兵わかれの歌」ばかりを、銀笛の吹奏者は、氷つた月のころから習ひはぢめてゐたが、彼はどちらかと云へば武骨過ぎる指先かと見えて、その一節さへもが容易になだらかには運ばなかつた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
すると、青葉の笛の吹奏者は脚を止めて、ちよつとわたしと視線を合せたが、不思議もなく取り済して行き過ぎた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
と鳴つて、軍歌を節付け、唱歌を習つて來る音を耳にして、凡そその吹奏者を憎む人は皆無であらう。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
すると、青葉の笛の吹奏者は脚を止めて、ちよつとわたしと視線を合せたが、不思議もなく取り濟して行き過ぎた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
後で人に訊ねると、そのタローガッタの吹奏者は、ハンガリア第一の名手との事であった。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
然しそれでも自分は今日の正義の声は余りに、かしましい拙悪な吹奏者の喇叭のやうに、その底に或る不協和な、擽つたい何ものかゞ聞きとれると白状しないではをられない。
— 宮原晃一郎 『愛人と厭人』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は卓越した吹奏者として、数々の国際コンクールで賞を獲得している。
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楽譜を熟読し、楽器の特性を理解した上で、吹奏者は音色を創り出す。
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「あのソロ、本当に感動しました!」「ありがとう。吹奏者として、聴衆の心に響く演奏を目指しています。」
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