環内
かんない
名詞
標準
文例 · 用例
そこでこのように太陽のまわりを回っている流星微塵環の中に所々に比重がよそより大きいところがあると、各環内の他の場所の物質がだんだんそこへ集中してくるはずである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
これらのほか、若い女のひとたちが何人か新しく環内に入って来ている。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
非常に天分ある大作家でも、矛盾相剋するブルジョア階級の世界観の環内に止っているところにあっては、文学的練磨がつみ重ねられ、才能が流暢に物語り出すにつれ益々その作家に現れる矛盾は、その作家自身にとって克服し難い妥協なく顕著なものとなって来る。
— ――『文学古典の再認識』の執筆者の一人として―― 『作家研究ノート』 青空文庫