床頭台
しょうとうだい
名詞
標準
bedside cabinet (in a hospital, nursing home, etc.)
文例 · 用例
歩行のまだ充分でなかった私は、附添婦に小脇を拘えられつつ、床頭台に彼岸桜のやや花びらを散らした花瓶の置かれた、新らしいベッドに近づいた。
— 鷹野つぎ 『窓』 青空文庫
きびきびした順序で私にまず歯磨粉をつけた楊子を与え、私が歯をこすっている間にはコップを持ち添えており、済めば床頭台の上の含嗽用のものを清め、私の髪を二つに分けて編み、熱い湯で顔や手首、腕を拭き清めた。
— 鷹野つぎ 『窓』 青空文庫
私には窓が中庭に面した方のベッドに定められたが、床頭台の傍らには洋風の戸棚なども置かれ、病院用の器具も新らしくて、すべて立派な感じがした。
— 鷹野つぎ 『草藪』 青空文庫
床頭台上に点ぜられた台附電灯の光が、緑色のシェードを通じて、ゼリーのように、変に淀んだ空気を漂わせた。
— 小酒井不木 『卑怯な毒殺』 青空文庫
「さあ、これから、二人で、これを一つずつのもうよ」 いいながら男は、その壜を床頭台の上に置いた。
— 小酒井不木 『卑怯な毒殺』 青空文庫
彼は歯を鳴らし、手をふるわせて、床頭台上の水瓶から、傍のコップに水を移し、手早く小壜の中から丸薬を取り出し、その一粒をベッドの男の口に投げるように入れ、次いでコップの水を注ぎこんだ。
— 小酒井不木 『卑怯な毒殺』 青空文庫
病人は、必死の努力をもって、頭をもたげてその様子をながめたが、やがて、頭を振向けて、床頭台の方を見るなり、恐ろしい声で叫んだ。
— 小酒井不木 『卑怯な毒殺』 青空文庫
作例 · 標準
病室の床頭台には、飲み物や本を置くのにちょうど良いスペースがあった。
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彼女は、床頭台の引き出しから薬を取り出し、水で服用した。
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床頭台の上には、家族からのメッセージカードが飾られていた。
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