気触れる
かぶれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to develop a rash or inflammation (e.g. in response to a skin irritant)
文例 · 用例
火渡り宮沢賢治竜王の名をしるしたる紺の旗黄と朱の旗さうさうと焔はたちて葉桜の梢まばゆし布をもてひげをしばりし行者なほ呪をなしやめずにくさげに立ちて見まもる軍帽をかぶれる教師
— 宮沢賢治 『火渡り』 青空文庫
嚮よりこの一群に、着きつ、離れつ随ひ来れる油売、実は伊留満喜三郎、油桶は持たで、青き頭巾かぶれる。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
真夜中にふと目がさめて、わけもなく泣きたくなりて、蒲団をかぶれる。
— ―一握の砂以後― 『悲しき玩具』 青空文庫
この間、凡そ二十分、寫眞の上の顏よりは、刻下の寒さをとて、外套の頭巾、目深くかぶれるに、他の三子、いづれも襟もしくは頭巾を脱して、凛々たる寒風の中に、よそ行きの顏してすましこみたるは、年若きだけに殊勝げなり。
— 大町桂月 『冬の榛名山』 青空文庫
しかもおどけたことには、その顔形や背丈がよく似るといふことは、人間には顔形がこれ以上あまりないとでもいふ意味なのか、それとも、親の古帽子などがその子供にもかぶれる為にとでもいふことなのでせうか。
— 尾形亀之助 『障子のある家』 青空文庫
頭からすっぽりかぶれるような構造になっているのがいいね。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
つい、不知不識、その立場立場にかぶれるからなのであろう。
— 北大路魯山人 『魅力と親しみと美に優れた良寛の書』 青空文庫
この薬は身体に附着するとかぶれるといい、従って衣類に付くことも警戒していたが、僕はオルランド研究所での話を聞いていたので「いいんですか」「大丈夫」という訳で、シャーシャーやって貰った。
— ある新聞記者の見た敗戦 『比島投降記』 青空文庫
作例 · 標準
野山を無防備に歩き回っていたら、どこかで毒虫に触れたのか足首のあたりがひどく気触れてしまった。
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「その指先、どうしたの?」「昨日、強力な洗剤を素手で使ったら、一日で気触れちゃって。」
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金属製の時計バンドだと汗で腕が気触れるので、シリコン製のものに買い替えることにした。
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標準
to be strongly influenced (usu. negative or critical nuance)
作例 · 標準
流行りの自己啓発本に気触れて、いきなり今の会社を辞めて世界一周に行くと言い出した。
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「最近の彼、なんか雰囲気変わったね。」「ロックバンドに気触れて、髪を真っ赤に染めたみたいだよ。」
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ネットの極端な意見に気触れてしまった友人を説得しようとしたが、もう何を言っても手遅れだった。
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