火雷
からい
名詞
標準
文例 · 用例
此の筮竹はめどぎといって、一根から数十茎を叢がらせる高さ四五尺の草でやったのが初まりで、六千年前に伏羲という支那の大人物が天地万物を天沢火雷風水山地の八原子の集合とみたて、いかなる事物の変化作用もこの八原子の組み合せ以外には起らないと洞察した。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
すると誰か彼の耳に、「あれは火雷命だ。
— 芥川龍之介 『素戔嗚尊』 青空文庫
火神はまた、斎火武主比神、或は火雷神として、竃の火の神たることあり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
所謂大膳職に座す神三座の中の火雷神の如き之なり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
火雷神或は大雷神は、或場合に於ては、天火の神なるが如し。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
山城の火雷神が、丹塗矢に化して、玉依姫に逢いしとの神話に於ても、赤色の火は、恐らく雷神の電光の標象なる可し。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
火雷神に就て伝えらるる神婚説話も、殆んど全く同一の形式を有す。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
此子は即ち別雷命にして、かの丹塗矢は、乙訓郡の社に座す火雷神なりと伝えらる。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫