的を射る
まとをいる
表現動詞-一段
標準
to be to the point
文例 · 用例
四日、甲午、小御所東面の小庭に於て、和田新左衛門尉常盛以下の壮士等切的を射る、是弓馬の事は、思食し棄てらる可からざるの由、相州諫め申すに依りて、興行せらるる所なり、故に勝負有る可しと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
縫もよくこの意を体して、三年の間、昼夜を分かず、的を射る修錬をいたしました。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
しかし、純粋な誠実へのポーズに負けて、旧社会におけると同じ角度で、同じ性質の矢を放ったとしても、それはソヴェトの現実の的を射ることは出来ない。
— 宮本百合子 『ジイドとそのソヴェト旅行記』 青空文庫
なるほど、おれにも、あらましの民族、人種の見当はつけられるつもりだが、かう見事に的を射る芸当はおぼつかないよ。
— 岸田國士 『放浪者』 青空文庫
矢は九寸が極り、羽にはいろ/\の彩色を施し、七間半の距離から三寸の的を射るのが定法です。
— 兵庫の眼玉 『錢形平次捕物控』 青空文庫
矢は九寸が極り、羽にはいろいろの彩色を施し、七間半の距離から三寸の的を射るのが定法です。
— 大村兵庫の眼玉 『銭形平次捕物控』 青空文庫
その裏には手奇麗につくった長い廊下みたいなものがあり、ここでは弓矢で的を射ることが出来る。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫