招待券
しょうたいけん
名詞
標準
complimentary ticket
文例 · 用例
この春にも、二ツ井戸の天牛の二階で維康さんが浄瑠璃語りはって、うち招待券もろて見に行たら、蝶子はんがその三味線を弾かはって、仲の良えとこおましたわ」 君枝はちょっと赧くなった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
その招待券の小森へも来たのは、つひ二三日前のことで、彼は栄子が工合のわるい体を悲観してゐるので、仕事が一つ片づいたところで、何うせ詰らないとは知りながら、舞踊好きな彼女を観劇に誘つて、それだけでも見ようとおもつて家を出たのであつたが、その間ぎわに其招待券を手にしたのであつた。
— 徳田秋聲 『女流作家』 青空文庫
「活動の招待券が来てゐた。
— 徳田秋聲 『女流作家』 青空文庫
「まだ見ません」「招待券を二枚もらったんですけれども、つい暇がなかったものだからまだ行かずにいたんですが、行ってみましょうか」「行ってもいいです」「行きましょう。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
私、一ぺんは見ておかないと原口さんに済まないのです」「原口さんが招待券をくれたんですか」「ええ。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
与次郎は広田先生と原口さんに招待券を送ったと言っている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
身心沈欝、それをひきたてるべく、ちようど映画宮本武蔵の招待券を貰つたので出かける、しんみり観賞して、いろ/\考へさせられた、剣は人なり――剣心一路の道はまた私自身の道ではないか、恥ぢる恥ぢる、私には意力がない、あゝ意力がない。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
招待券の二三枚ぐらい上げてもいいわ……ホホ……神戸の後家さん親娘でも引っぱってらっしゃい」「ジョ……冗談じゃない」「そうよ。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、VIP向けの招待券を手に入れ、コンサートの最前列で楽しんだ。
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このイベントの招待券は、抽選で当たった幸運な参加者のみに配布された。
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彼女は、劇団の公演に招待券をいただいたので、観に行くことにした。
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