台の物
だいのもの
名詞
標準
food set out on a stand
文例 · 用例
それから、台の物は、幕の内なぞというようなやぼなものではない。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
引き付けということもおもしろいし、女がずっとはいって来て客のすぐ隣にすわるということも不思議だし、台の物とかいって大きな皿に少しばかり鮨を入れて持って来るのも異様に感じられた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
獺 毎晩廊下へ出して置く、台の物の残りがなくなるんですよ。
— 芥川龍之介 『動物園』 青空文庫
廊下には上草履の音がさびれ、台の物の遺骸を今|室の外へ出しているところもある。
— 広津柳浪 『今戸心中』 青空文庫
「平田さんもまだおいでなさらないんですね」と、お梅は仲どんが置いて行ッた台の物を上の間へ運び、「お飯になすッちゃアいかがでございます。
— 広津柳浪 『今戸心中』 青空文庫
従つて、音声的といふよりも、寧ろ心理的な律動によつて、舞台の物語が誘導的に進展することを必要とする。
— 岸田國士 『演劇論の一方向』 青空文庫
一、眼に見、耳に聴くところの刻々の幻象は、韻律的に、舞台の物語を運んで行くのであるが、この韻律は、戯曲の制約が作者の想像と感覚を弾ませつつ生じるので、作品に一定の色調と、生命の躍動を感ぜしめるものである。
— 岸田國士 『演劇論の一方向』 青空文庫
そこは主膳が今まで飲んでいたところらしく、獅噛のついた大火鉢の火が熾っているし、猩々足の台の物も置かれてあります。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
結婚披露宴では、豪華な台の物が並べられていた。
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祭りでは、ご馳走が台の物に美しく盛り付けられていた。
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昔の貴族の食卓には、様々な台の物が用意されたという。
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標準
food brought on a large stand to a brothel by a red-light district caterer
作例 · 標準
吉原の遊女たちは、夕方になると台の物が運ばれてくるのを楽しみにしていた。
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江戸時代の浮世絵には、台の物を運ぶ業者の姿が描かれている。
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台の物が届き、遊郭の夜は一層華やかさを増した。
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