分場
ぶんじょう
名詞
標準
文例 · 用例
「くたびれるから抜手を切っちゃいかん」 河口西側の蘆洲をかすめて靄の隙から市の汚水処分場が見え出した。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
随分場合によると、部屋の中に甲冑を著て刀をさした人間が何人も出なければならぬこともありますから、立とうとする時に刀の鐺で障子や壁を破るような虞れがないでもない。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
皆の懐中電灯が、揃って点くと、大分場内が明るくなって、元気がついたようだった。
— 海野十三 『夜泣き鉄骨』 青空文庫
往路に見た熊岳城の試験場は是れの分場である。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
それから二、三日後、この付近にまたも十匹ほどのマイワシが群れをなして泳いでいた(宮城県水産試験場気仙沼分場長竹本正文氏報)。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫