だらず
だらず異読 ダラズ
名詞
標準
fool
文例 · 用例
俺も馬鹿な――大方、気の迷いだらずが――昨日は恐ろしいものが俺の方へ責めて来るぢゃないかよ。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
「東京の兄さん達も何処かで泳いでいるだらずかなあ」 とまた三吉が思出したように言った。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
多分お前も廊下で見掛けただらず。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
「ここは何処だらず。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
他所の児の様に、ヒクヒク周囲の者に、肝癪を起させる程泣きもしず、意地汚く乳もねだらず、その健康から云っても、おぼろげながら見える品性から云っても、私は、実に理想的な児だと信じて居る。
— 宮本百合子 『暁光』 青空文庫
そんな夕方の帰りなんぞには、私はいつもよりか大人しく母の手に引かれて、絵双紙屋の前を通っても何んにもねだらずに、黙って歩いていた。
— 堀辰雄 『幼年時代』 青空文庫
いつも風のように来ては風のように去る男が、今度は動こうともしないで、その一室をわが物ときめこんで、割拠して敢てくだらず、という意気込みです。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
『可愛さうに、山猫にでも成るだらず。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
作例 · 標準
「あの男は本当にだらずだな、騙されやすいんだから。」
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そんなだらずな真似をするのはやめなさい。
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彼はだらず扱いされるのが嫌いで、いつも必死に頑張っている。
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