出直る
でなおる
動詞-五段-ラ行
標準
to set out again
文例 · 用例
』とがらりと出直る。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
自分があれほどの愛着をこめて看護してもよくならなかったものが、愛子なんぞの通り一ぺんの世話でなおるはずがない。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
――あれくらいなことでなおるもんですか、今にあの子はもっとひどい目にあいますよ。
— 平林初之輔 『夏の夜の冒険』 青空文庫
私は眼のくらむ程かっと逆上しましたが「今に見ろ」と心の中で呟いて、何も言わずに検眼を終りました、視力検査の結果は、まがいもなく、緑内障の可なり進んだ時期のものでしたが、別に眼球剔出法を施さないでも、他の小手術でなおるだろうと思いましたので、そのことをS教諭に告げて置きました。
— 小酒井不木 『痴人の復讐』 青空文庫
目を廻したのだと、療治に二百日|余掛かるが、これは百五、六十日でなおるだろうといったそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
妙な子だと云ったところでなおるわけでもなし、私は死ぬまで妙な子でいいんだ、面倒くさい」となげ出したようにいう。
— 宮本百合子 『妙な子』 青空文庫
「三週間位でなおるんだそうです。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
そうして電話に出た代診はクスクス云いながら「毎日これを召上って九時におやすみになれば十日でなおるそうでございます」と云った。
— 宮本百合子 『千世子』 青空文庫
作例 · 標準
旅の途中、一度立ち寄った町に、目的を達するために再び出直った。
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彼は、過去の過ちを精算するため、故郷へ出直った。
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遠い地での修行を終え、師匠のもとへ出直す決意をした。
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