観相家
かんそうか
名詞
標準
physiognomist
文例 · 用例
観相家の松井|桂陰君が某時その『わかもと』の某君を訪問した時、「あなたのところは、どうしてこんなところに事務所を置くのですか」 と云って訊いてみると、「これには面白い話があるよ」 と冒頭して話した。
— 田中貢太郎 『商売の繁昌する家』 青空文庫
主人は板木師の親方であるが、観相家だけあつて職人らしくない沈着きがあり、眼が据つて鋭くギラ/\してゐた。
— 内田魯庵 『人相見』 青空文庫
」 だが、老いたる観相家は、奇怪なことにもきょとんとしたまま、一向に返事をしなかったので、不審に思いながらよくよく見ると、返事のなかったのも無理からぬ事です。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
「神龍子という観相家の話を聞いたんだが、きみ、幸運の黒子というのがあるんだ。
— 海野十三 『幸運の黒子』 青空文庫
それなら、人相をもっと信じそうな訳だが、『週刊朝日』で僕を、ケチン坊だと観相した馬鹿な観相家があって以来、人相位馬鹿々々しいものはないと思っている。
— 菊池寛 『易と手相』 青空文庫
観相家は果して相応におもしろいことをいった。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
」といって、観相家は改めて左の手を開かせて、天眼鏡で物々しく見てから、その掌を指でたどって、「ここにこういう風にからまった線がありますな。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
中に、当時刀の観相家として知られた某藩の久保奎堂も混っている。
— 林不忘 『稲生播磨守』 青空文庫
作例 · 標準
あの人、顔を見ただけで性格を見抜く観相家なんだって。
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昔ながらの観相家は、現代ではあまり見かけなくなったな。
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友人が、自分の将来について観相家に相談してみたらしい。
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