式内
しきない
名詞
標準
文例 · 用例
今は飯綱神社で、式内の水内郡の皇足穂命神社である。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
もし戻ってもそれは全く新なる形式内容を有するもので、浅薄なる観察者には昔時に戻りたる感じを起させるけれども、実はそうではないのであります。
— ――明治四十四年六月十八日長野県会議事院において―― 『教育と文芸』 青空文庫
由來道徳は政治文學哲學等と同じく其根諦は或は不變なるべしと雖ども、其形式内容共に各時代によりて多少相違あるものなり。
— 石川啄木 『無題』 青空文庫
私共の日常生活が、形式内容の上に違っているとすれば、それ等は皆、若し私の推察が誤っていなければ、異った二種の人生に対する impulse? によるものとも思えます。
— ――『愛の純一性』を読みて―― 『大橋房子様へ』 青空文庫
だから一方、祝詞は、名はのりとでも、実は形式内容共に、寿詞的になつた訣だ。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
形式内容の前後軽重をいふのは、甚考へざるものである。
— 折口信夫 『和歌批判の範疇』 青空文庫
これは、専ら読者側にあることではあるが、作者は予め適当な観念の聯合をなさしむる為、恰好な形式内容を読者にあたへねばならぬことはいふまでもない。
— 折口信夫 『和歌批判の範疇』 青空文庫
この唐、明兩律を比較して、形式内容を比較するといふことは隨分學術上面白いものであります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫