伝
つて異読 ツテ
名詞頻度ランク #5260 · 青空 4397 例
標準
means of making contact
文例 · 用例
御覧なさい天才は彼の自叙伝を急ぎさうなものに恋愛伝の方を先に書きました
— 中原中也 『(天才が一度恋をすると)』 青空文庫
なまなか伝説的存在にされてあゝ、この言語玩弄者達の世に、なまなか伝説的存在にされて、(パンを奪はれ花は与へられ)あゝ、小児病者の横行の世に!
— 中原中也 『(辛いこつた辛いこつた!)』 青空文庫
水部の線宮沢賢治きみがおもかげうかべんと夜を仰げばこのまひる蝋紙に描きし北上の水線青くひかるなれ竜や棲みしと伝へたるこのこもりぬの辺を来れば夜ぞらに泛ぶ水線の火花となりて青々と散る
— 宮沢賢治 『水部の線』 青空文庫
〔われらひとしく丘に立ち〕宮沢賢治われらひとしく丘に立ち青ぐろくしてぶちうてるあやしきもののひろがりを東はてなくのぞみけりそは巨いなる塩の水海とはおのもさとれども伝へてきゝしそのものとあまりにたがふこゝちしてたゞうつゝなるうすれ日にそのわだつみの潮騒のうろこの国の波がしらきほひ寄するをのぞみゐたりき
— 宮沢賢治 『〔われらひとしく丘に立ち〕』 青空文庫
彼の出した本にどんな本があるかも知らないが、リヴィエールのランボオ論とモオリヤックのイエス伝――結局彼の死の前年に出した此の二つの翻訳書だけが私の頭に残つてゐる。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
が、まあどつちにしても好い気持で、而も此の好い気持たるやどうお伝へのしやうもない。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
三十年近く広島といふお天気の好い街の教会で伝道婦として働いたその叔母の甘えた気持が――といつて別に当人甘えたといふのでもあるまいが、その生活といふものがそも/\甘えたものであつたのではあらうが、そいつが癪に障つたね。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
結局僕一人が引越の手伝ひ人であり、その弱々しい、事実またちよく/\大病を患ふその叔母と僕との二人だけが引越万端のことをするのだとすると、まづまづ僕一人が大部分のことをしなければならない。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
作例 · 標準
友人の伝を頼って、入手困難だと言われていたプレミアムチケットを手に入れた。
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仕事を探している最中、昔の恩師の伝で地元の優良企業を紹介してもらった。
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なんとかして社長に面会したいのだが、あいにく有力な伝が見つからない。
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標準
connections
作例 · 標準
彼は政財界に広い伝を持っており、多方面から情報が集まってくる人物だ。
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海外進出を果たすには、現地の事情に詳しいビジネスパートナーとの伝が不可欠だ。
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実力だけでなく、人脈という名の伝を駆使することも時には戦略のうちだ。
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ウィキペディア
伝(でん、zhuan、傳)とは、儒教の基本経典となる六経に対する注釈書。記(き)と呼ばれるものもあり、合わせて伝記(でんき)ともいう。伝説上、孔子および孔子の直弟子(七十子、特に子夏)から伝承され、その系譜を受けたものによってなされた注釈をいう。このため伝統的な儒教では伝に孔子の思想が込められていると考えられ、経の次に重要な書物とされた。なお、実際には戦国末期・秦・漢初の儒家たちによって編纂されたものである。
出典: 伝 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0