待った
まった
名詞
標準
false start of a bout
文例 · 用例
待ちに待った朝は来た、朝がいかなる方面から、いかに忍び足に寄って来て、一秒ずつ額を白くしたかは徹夜凝視しても解らない、夜と朝の筋目が判然と目立つほどなら、地球の緯度線が草鞋の爪先に引っかかるわけである、しかも争う可らざるは朝の神秘なり、一たび臨むとき、木偶には魂を、大理石には血を与る。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
六時まで、三時から君を待ったが、来ないから、僕はM署へ持って行かれることにする。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
ジゴマ帽から、目と口と丈け出した五人の怪物見たいな坑夫たちは、ベルが急調になって来て、一度中絶するのを、耳を澄まし、肩を張って待った。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
またずいぶんしばらくみんなしぃんとして待った。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
さっきからもう二十分も待ったんだ。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
村はずれの坂の降口の大きな銀杏の樹の根で民子のくるのを待った。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
典六と五郎蔵「おのれ大吉」 大吉、笑い乍ら、T「長い事 待ったろうなァ?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
仮装舞踊会のように私は日覆いして夜の明けるのを待ったのだが、タンゴの太い曲線が寝床の夢を誘うように、彼女が夢のなかで、宵闇せまればレジエント街の並木道を満艦飾の女が馬車でカールトン・バアで卸して頂戴ネと馭者に云う と、低唱しながら屡々、ちえ!
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
作例 · 標準
相撲の立ち合いで、力士が待ったをかけて審判に注意された。
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ボクシングの試合で、レフェリーが「待った」のジェスチャーをした。
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子供の頃、鬼ごっこで捕まりそうになると、つい「待った!」と言ってしまった。
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標準
backsies (called when taking back a move in a game)
作例 · 標準
オセロゲームで相手が有利な手を打った後、「待った!」と言って手を引っ込めた。
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「待ったなしだぞ!」と、将棋の対局中に冗談で言ってみた。
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子供同士の遊びでは、一度「待った」を認めると収集がつかなくなることがある。
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標準
wait!
作例 · 標準
「待った! まだ準備ができてないから、もうちょっとだけ待って!」
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慌てて出発しようとしたら、後ろから「待った!」と声が聞こえた。
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「待った! その話、もう少し詳しく教えてくれないか?」
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ウィキペディア
待った(まった)とは、勝負事において、相手の行動に対して満足な状況でないことによりやり直しを要求する状態である。
出典: 待った — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0