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調子外れ

ちょうしはずれ
名詞形容動詞
1
標準
discord
文例 · 用例
「あんなこと言ひやがる」と思つた兄は一寸調子外れをした、兄は父の居間との境の襖の方に目を移した。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
中にはドュフランの調子外れのラ――ラ――ラ――を口真似するものさえあった。
岡本かの子 巴里の唄うたい 青空文庫
彼の調子外れの声が、「実に危機一発でしたねえ」と云つたとき、誰も誰も其容貌の厳格さを保つて居ることが出来なかつた。
平出修 逆徒 青空文庫
ただ、おそろしく気まぐれでその上並々ならぬ空想癖をもっていたために、それが偶々こうした思いがけない調子外れの行為となって現われる迄の事であった。
渡辺温 青空文庫
それは娘に初耳であったので、先方で弾かせられては大変と思って、一生懸命に耳を澄ましたが、あいにくその青年が調子外れ(音痴)だったので、歌の節が一々変テコに脱線して、本当の事がよくわからない。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
崖端のロマネスクの休亭は古城塞のように視覚から遠ざかって、これ一つ周囲と調子外れに堅いものに見えた。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
それ故、一般に東京のモダンより、上方のモダンの方が調子外れで薬が強いとされていた。
岡本かの子 食魔 青空文庫
が、彼の笑い声は、咽喉にからんだまゝ、調子外れの叫び声になった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
作例 · 標準
彼の突然の冗談は、真面目な会議の席で**調子外れ**で、場を凍りつかせた。
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予想外の出来事に、計画全体が**調子外れ**になってしまった。
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『あー、もう!』と彼女は思わず声を上げた。考えが**調子外れ**になってしまった。
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