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東国風

とうごくふう
名詞
1
標準
文例 · 用例
此は疑ひもなく、東国風をうつしたもので、思ふに常陸の笠間の社と関係が深いものらしい。
折口信夫 偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道 青空文庫
併し此とても、単に東国風とは限らず、どこでも、男女二体の人形を作る習慣があつたので、只僅かに、大宮の※祭りに著しく印象が残つて居た、と言ふに止まるのであるかも知れない。
折口信夫 偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道 青空文庫
それが一転して、伊勢参宮した家の表に高く祭壇を設けた、近世の東国風の門祭になつたのだ。
魂と姿との関係 小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二) 青空文庫
此よりも古い民間の為来りでは、万葉の東歌と、常陸風土記から察せられる東国風である。
常世の国 古代生活の研究 青空文庫
伊勢と春日とを招請した、一種|東国風ともいうべき三社信仰は、推理によってでもほぼその成立の年代を明らかにし得られようが、それがはたして私の謂う世直し神の、遠く海上よりこの国土を訪れたもうべしという伝承の、起原を成していたかどうかは、そう簡単にはきめられない。
柳田国男 海上の道 青空文庫