木菟
ミミズク異読 みみずく・みみづく
名詞
標準
horned owl (any owl with horn-like ear tufts)
文例 · 用例
すすきの木菟は旬はずれで、この頃はその尖ったくちばしを見せなかったが、名物の風車は春風がそよそよと渡って、これも名物の巻藁にさしてある笹の枝に、麦藁の花魁があかい袂を軽くなびかせて、紙細工の蝶の翅がひらひらと白くもつれ合っているのも、のどかな春らしい影を作っていた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
――法界屋にお辞儀をなすった方が、この木菟入道に……」 おお、今度は木菟入道。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
のツホウホー、人魂が息吹をするとかいふ聲に、藍暗、紫色を帶して、のりすれ、のりほせのないのは木菟で。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
いまその露を含んで、寢顏の唇のやうにつぼんだのを、金色のひとみに且つ青く宿して……木菟よ、鳴く。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
「――木菟……木菟なんか、あんなものは……」 いきなり麻がみしもの鼠では、いくら盲人でも付合ふまい。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
夕暮の鷺が長い嘴で留ったようで、何となく、水の音も、ひたひたとするようだったが、この時、木菟のようになって、とっぷりと暮れて真暗だった。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
巣から落ちた木菟の雛ッ子のような小僧に対して、一種の大なる化鳥である。
— 泉鏡花 『絵本の春』 青空文庫
」 木菟の女性である。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
作例 · 標準
夜の森でホーホーと鳴くミミズクの声を聞き、どこかに隠れている姿を想像した。
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「あのミミズクの頭にある羽は、まるで猫の耳のように見えて可愛らしいね。」
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動物園のふれあいコーナーで、おとなしく枝に止まっているミミズクを間近で見学した。
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