獣魚
けものさかな
名詞
標準
文例 · 用例
図に乗った人間は網や鉄砲やあらゆる機械を工夫しては鳥獣魚虫の種を絶やそうとしている。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
図に乗った人間は網や鉄砲やあらゆる機械をくふうしては鳥獣魚虫の種を絶やそうとしている。
— 寺田寅彦 『からすうりの花と蛾』 青空文庫
禽獣魚虫、みずから食を得ざるものなし。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
鳥獣魚類の事はさて置き、同じ仲間の人間に向つてさへ、随分残酷な仕打ちをする者は決して少くない。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
中に最も手のこんだのをソップだきと云って、一日がかりで甘辛の味のついたソップをつくり、これに獣魚、野菜をぶちこんで食う。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
人倫禽獣魚肉を食として、五穀の農耕を知らず、九訳を重ぬと雖も、語話を通じ難し」とあって、全然生蕃階程にいたアイヌを呼んだ名であった。
— 喜田貞吉 『国号の由来』 青空文庫
畢竟人も草木禽獣魚介の類と共に、宇宙の表れの一つであるに過ぎない。
— 高浜虚子 『俳句への道』 青空文庫
それは源八が鳥獣魚虫の絶滅に至った状態を三カ月ばかりかかって手記し、一部は一昨年の春、芝口の事務所へも送ったものであった。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫