死絵
しにえ
名詞
標準
death portrait
文例 · 用例
顔見世に又出して見る死絵かな 五日、英一の四七日、午後よりかさねて青山にまいる。
— ――甲字楼日記の一節―― 『叔父と甥と』 青空文庫
法水の眼には、それが雲母を地にした写楽の大首か、それとも、何かの死絵のように見えた。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
何しろ、役者が亡くなつても、死絵の板行せられることの、絶えて久しい年月である。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
其間に死絵などで、其生を記念せられるに似合はしくない優人も輩出して来てゐる。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
素晴らしい一枚の死絵がある。
— 国枝史郎 『染吉の朱盆』 青空文庫
眼は死絵を見詰ている。
— 国枝史郎 『染吉の朱盆』 青空文庫
そうして死絵を調べるとするか?
— 国枝史郎 『染吉の朱盆』 青空文庫
ところが一枚死絵があった。
— 国枝史郎 『染吉の朱盆』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代には、人気役者の死後にその姿を描いた死絵が版元から出版された。
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祖母の遺品整理をしていたら、ひっそりと飾られた一枚の死絵を見つけた。
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この美術館には、著名な画家が自らの死を予感して描いたという、印象的な死絵が展示されている。
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