石橋を叩いて渡る
いしばしをたたいてわたる
表現
標準
being excessively cautious
文例 · 用例
西村陽吉氏「石橋を叩いて渡る人」と云ふ称号を青鞜社の同人から貰つてゐることを御本人は御承知かどうか知りませんが、非常に用心深いことはその物越で直ぐ分りません。
— 伊藤野枝 『妾の会つた男の人人』 青空文庫
また石橋を叩いて渡るといったほどの用心家ともなった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
確実ということは、石橋を叩いて渡る、ということではない。
— 坂口安吾 『将棋の鬼』 青空文庫
堂々たる敗北振りは日本戦史の圧巻で、家康は石橋を叩いて渡る男ではない。
— 坂口安吾 『黒田如水』 青空文庫
自分は商家に生れたのでないから、いわゆる商家伝来の秘訣も何も知らぬ、もし中村屋の商売の仕方に何か異ったものがあるとすれば、それはみな素人としての自分の創意で、どこまでも石橋を叩いて渡る流儀であり、また商人はかくあるべしと自ら信ずる所を実行したまでのものである。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
……あまりに官兵衛の参りようが迅かったので、今からでは、到底、どことの連絡も、合図も間に合うはずもないからの」 と、一にも二にも石橋を叩いて渡る主義の異論をとって、ここの相談も、容易に一致を見出し得ないのであった。
— 吉川英治 『黒田如水』 青空文庫
という訳は、お父様というのが子煩悩のせいもあるかとても石橋を叩いて渡るほうでこれまでいくら縁談をもっていっても纏まったためしがない。
— 中勘助 『結婚』 青空文庫
石橋を叩いて渡ると言いますが、長船君は叩いて見て、この石橋は堅きやに思うと言う丈けです。
— 佐々木邦 『嫁取婿取』 青空文庫
作例 · 標準
新規プロジェクトの立ち上げにあたり、彼は「石橋を叩いて渡る」ような慎重さで、あらゆるリスクを洗い出した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
投資に関しては、彼はまさに「石橋を叩いて渡る」タイプで、情報収集に余念がない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
そのベテラン技術者は、どんなに安全基準が確立されていても、「石橋を叩いて渡る」姿勢を崩さない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
Aさん:「明日のピクニック、雨が心配だから中止にしようって言ってるんだ。」
Bさん:「えー、まだ天気予報も出てないのに?「石橋を叩いて渡る」にもほどがあるよ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite