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かさね
名詞
1
標準
文例 · 用例
既に書いてしまったものを今更悔いても仕方がないが、一度慚愧の念にわれては、何事にも無頓着なる予と雖も、さすがに躊躇するのである。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
三児は遊びに飽きると時々自分の書見の室にうてくる。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
奈良朝においても、その結果だけが用されたもので多分に形式化したものであったろう。
橋本進吉 国語音韻の変遷 青空文庫
人が本能的に闇黒を恐れるのも、それが敵から撃されるところの、最も恐ろしく氣味の惡い時であつたからだ。
萩原朔太郎 青空文庫
自然はひつそりと息をひそめしだいにふしぎな 大きな山のかたちがつてくる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
最も致命的な逆は、象徴主義そのものに對する一派の著しい反感である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
見ろ 見ろ 一團の撃するところ意志と理性に照らされやくざの祕密はひつぺがされどこでも偶像はたたきわられる。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
この日もまた、そのいつも通りの帰宅の時間に、いつも通りの空虚な感情がって来た。
萩原朔太郎 ウォーソン夫人の黒猫 青空文庫