刈りたて
かりたて
名詞-の形容詞
標準
new-mown (grass)
文例 · 用例
かうしてじぶんたちは、すつぽかされて、青坊主にされて帰るのだと思ふと、松吉は、日ぐれの風がきふに、刈りたての頭やえりくびにしみこむやうに感じられました。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
危険危険、後ろ斜めに凭れ気味の、その刈りたて頭を。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
つるりと片手で刈りたての頭を撫でて、着ふくれた褞袍姿の、陀々羅な足どりで、「はっはっはっ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
刈りたての頭に冷い夜風がしみ込むのを心地よく思ひながら、勢ひよく一散に凍つた街を駆けてゐた。
— 牧野信一 『やぶ入の前夜』 青空文庫
」と、刈りたての頭を叔母に示す時の健全な快さが沁々と想はれた。
— 牧野信一 『公園へ行く道』 青空文庫
』 八|片おいて出てくるときひょいと鏡を覗くと、真赤に憤慨中の「印度人」が、この小さく傷つけられた民族の誇りに、いよいよ昂々然と刈りたての頭を高く持しているのを発見した。
— テムズに聴く 『踊る地平線』 青空文庫
ドアを開けると、元来禁欲|僧じみた風貌の彼にはよく似合う刈りたての頭をして、寝台にどっかと胡坐をかき、これも丸坊主の村川と、しきりに大声で笑いあって、なにか嬉しそうに話をしていました。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
ドアを開けると、元来禁欲僧じみた風貌の彼にはよく似合う刈りたての頭をして、寝台にどっかと胡坐をかき、これも丸坊主の村川と、しきりに大声で笑いあって、なにか嬉しそうに話をしていました。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
作例 · 標準
「わあ、いい香り! 公園の芝生、ちょうど刈りたてのタイミングだったんだね」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
刈りたての草の汁が真っ白な靴下についてしまい、洗剤でもなかなか落ちなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
刈りたての羊の毛は、まだ動物の体温が残っているような独特の生々しさがある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
牧場の広場には、刈りたての牧草をロール状に固めた巨大な塊がいくつも転がっている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview