別口
べつくち
名詞名詞-の形容詞
標準
different kind
文例 · 用例
子の日の神将名は毘羯羅、これは毘沙門や大黒と別口の神で、中央アジアで支那の十二支をインド出の十二神に配して拵えたものと見える。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
中田屋の一件とは別口で、千生さんは少し筋の悪いことがあって、当分は身を隠していなければならない。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫
ちょっとそこまでと別口のおせじでもいってな、のがさねえように、うまく引いてきな」「心得たり!
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
でも、おまえは日本橋を出るとき、青葉見物なんぞごめんだといったじゃねえか」「ありゃ江戸へ置いてきた伝六で、ここへ来た伝六は別口ですよ。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
」「別口にまた三十円どすか……」 お直婆さんは、何の為に関係のない安国寺に、二口までも寄進をしなければならないのか、理由が解らないらしく、口の中でぶつぶつ呟いて居たが、それでも執事を呼んで、その三十円をも出させた。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
すんでいないといえば小鉢もののようなつきだしでさえ仕出し屋から取りつけているここの家では月末にそれだけを別口のつけにして請求してくる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
要するに娘が内職するは親に関することなく妻が内職は夫に関することなし、一|家の経営上全くこれは別口のお話とも申すべきものに候。
— 斎藤緑雨 『もゝはがき』 青空文庫
金なら別口が控えていらあ……女の話はお預けか?
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
作例 · 標準
これは通常の業務とは別口の依頼だから、特別手当が出るよ。
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別口から入手した情報によると、あの会社は近々合併するらしい。
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ケーキは別口のデザートとして、食後に持ってくるように頼んでおいた。
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標準
separate account (e.g. bank account)
作例 · 標準
貯金用と生活費用の口座は別口にしておいた方が管理しやすいよ。
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妻に内緒で別口の口座を作って、へそくりを貯めているんだ。
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会社設立の際、資本金を入れるための別口の銀行口座を開設した。
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