馭戎
馭戎
名詞
標準
文例 · 用例
此の從來の定説を一轉したるは、本居宣長の馭戎慨言なり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
本居氏の馭戎慨言にも同數の字を脱したるを見れば、本居氏は異稱日本傳によりて説を爲し、三國志の原本をも檢せざりしことを知るべし、其の力を用ひたる考證にあらざること明かなり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
然るに本居宣長氏は『馭戎慨言』を著はし、卑彌呼を以て神功皇后に當つるの非なるを痛論し、その九州に據れる熊襲の輩なるべきを辯證せり。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
其ノ狗奴國ハ、馭戎慨言ニ「伊豫國風早郡に河野郷あれば、それなどをいへるか、魏志に狗奴國の男王といへるも、すなはち此河野のわたりをうしはきゐたりしものをいふなるべし」トアリ。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
馭戎慨言ニ「一女子云々とは、まさしく息長帶姫尊の御事を三韓などよりひかことまじりに傳へ聞奉りてかけるもの也。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫