汚俗
おぞく
名詞
標準
文例 · 用例
その反対をなんといふか、まあ、濁風汚俗でもなんでもいゝが、われわれ日本人の風俗にも、たしかに善いところと悪いところとがあるに違ひない。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
惰風を鞭ち、汚俗を矯め、士気ここに揚り、国用ここに富み、潰敗せんとする社会を整理統一し、以て将に来らんとする外艱に備うるは、彼が改革の第一主眼なりき。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
女は内を守り、男は外に労するがために、外に労する男がややもすると放逸に陥り易く、ついに頽風汚俗を醸すに至る。
— 大隈重信 『婦人問題解決の急務』 青空文庫
婦人が社会に地位を占めて男子と同等の権利を有し、男子の赴く場には女子もまたこれに赴くを得るというが如くであれば、かくの如き頽風汚俗も、その発芽を見出さぬであろう。
— 大隈重信 『婦人問題解決の急務』 青空文庫