忉利
とうり
名詞
標準
文例 · 用例
刀利権現に着いたら、右へ尾根伝いに行きさえすれば、間違なく頂上へ出られると主人から聞いていたので、痩せた岩尾根が右へ曲る頃から注意して四辺に眼を配ったが、霧で何も見えない。
— 木暮理太郎 『木曾駒と甲斐駒』 青空文庫
然しもう刀利権現へ来たことは確であると安心したせいか、急に空腹を感じたので、稍平な場所にある大岩の蔭に風雨を避けつゝ握飯を取り出した。
— 木暮理太郎 『木曾駒と甲斐駒』 青空文庫
●七丈ノ小屋(甲斐駒)より見たる鳳凰山と富士山 刀利権現からの登りはつらかった。
— 木暮理太郎 『木曾駒と甲斐駒』 青空文庫
普通刀利権現から二時間の登りであるが、殆ど倍近く要している。
— 木暮理太郎 『木曾駒と甲斐駒』 青空文庫