随園
随園
名詞
標準
文例 · 用例
「わたくしは随園戯編と題する『子不語』についてお話し申します。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この作者は清の袁枚で、字を子才といい、号を簡斎といいまして、銭塘の人、乾隆年間の進士で、各地方の知県をつとめて評判のよかった人でありますが、年四十にして官途を辞し、江寧の小倉山下に山荘を作って小倉山房といい、その庭園を随園と名づけましたので、世の人は随園先生と呼んで居りました。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
清の袁随園の「詩話」に「説書人」とあるのも此の説書生と同じ軍談師である事が解つた。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
料理書の標題には「随園食箪」とあるが、白雲はよほど、この料理書の張出しには驚異を感じたと見えて、お手のものの絵筆で、そのある部分に朱を加えたり、評語を書きつけたりしたのが、今でもそのままに残っている。
— みちりやの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その壁間にかかぐるところ、支那料理法の憲法なる「随園食箪」には何と書いてある。
— みちりやの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
一 清の名家|袁随園が『詩話』巻四に「詩ハ淡雅ヲ貴ブトイヘドモマタ郷野ノ気有ルベカラズ。
— 永井荷風 『小説作法』 青空文庫
漢文にては入蜀記、菜根譚、紅楼夢、西廂記、随園詩話等。
— 断膓亭日記巻之一大正六年丁巳九月起筆 『断腸亭日乗』 青空文庫
枕上随園詩話を繙いて眠る。
— 断膓亭日記巻之二大正七戊午年 『断腸亭日乗』 青空文庫